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--約10ヶ月にわたる仮診療所での診療は、いかがでした?
松村:
.昨年の夏は暑い日が続き、またこの冬は何十年ぶりという寒い冬でした。仮診療所は、古い日本家屋でしたのですきま風が凄く、実はスキー用の靴下と、ももひきを履いて診療していました。(苦笑)。昨年一度、震度4強の地震があったのですが、その時は本当に恐かったですね。
その反面、古い日本家屋が持つ温かみなのか、
仮診療所に対する患者さんたちの反応は、「なぜかホッとする」「なつかしい家に帰って来たような不思議な感覚がある」等思いのほか評判が高かったです。東京で“メイとサツキの家”のような医院があると朝日新聞に取材を受けたこともありました。
松村医院は、開設以来、アットホームな感じの医院を目指しておりましたので、うれしかったですね。仮診療所への細い路地を入ってくると、不思議に病気が治ったという人もいたくらいです。ですから、新医院にもどこか、以前の医院や仮診療所が持つなつかしい昭和の時代の要素を受け継いで行こうと考えています。アジアンテイストのすだれも、もしかしたら新医院でも見れるかもしれませんよ(笑)。
--今後の仮診療所および新医院でのスケジュールは?
松村:
4月25日(火)までは、仮診療所での診療となります。4月26日から5月5日までは、仮診療所から新医院への引っ越しおよび新医院での準備期間のため、休診となります。
新医院での診療スタートは、連休明けの5月6日(土)です。翌日7日は、日曜日のためお休みです。お間違いのないように。
(取材日:2006年3月10日)
次回のコラムは、《新医院開設記念特別バージョン》を予定しています。